第18回 – HX Stompをオーディオインターフェースとして使う

HX Stompがあれば、PCを使ったレコーディングも簡単に行うことができます。そう、別途オーディオインターフェースを購入しなくても良いのです。セッティングも実にシンプルで、HX StompとPCを付属のUSBケーブルで接続するだけ。デジタル・レコーディングなので音質劣化もありません。

HX Stompをオーディオインターフェースとして使うには？

PCでレコーディングするために必要なソフトウェアのダウンロード、インストール、DAWソフトウェアで実際にレコーディングするまでの手順を説明していきます。

【オーディオインターフェースとして使うための準備】

1. Line 6 ウェブサイトから、HX StompをPCに認識させるためのドライバを含む、ソフトウェアをダウンロード
2. ダウンロードが完了したらインストーラーを起動
3. インストーラー起動後、「Next」をクリック　※その後は指示に従いながら進んでください
4. インストール完了後、HX StompとPCを付属のUSBケーブルで接続
5. DAWソフトウェアを起動　※動画ではCubaseを使っていますが、他のDAWソフトでも同様
6. メニューバー内の「スタジオ」から「スタジオ設定」をクリックし、VSTオーディオシステムで「ASIO HX Stomp」を選択

これでCubase（DAW）で使用するオーディオインターフェースとして、HX Stompが設定されました。音声信号が入力されていることを確認したら録音してみましょう！

PCを使ったレコーディングはハードルが高い！なんて思っていた方も多いかもしれません。でも実際はすごく簡単ですよね！ リハーサル、ライブ、レコーディングと、目一杯HX Stompを活用ください。

阿部 学 （あべ まなぶ） プロフィール
13歳でギターを始め、バンド活動を開始。六本木ピットイン等でのセッション活動や楽器メーカーのインストラクターを経て、女性ユニットZweiのサポート・ギタリスト、 ディズニーリゾートでのショー出演、セッション活動、ゲームミュージックのレコーディング活動等で精力的に活動する。
自己のバンド（NumberClub、叫人Factory）の活動や、ソロ・アルバム『Melody』（2019年）もリリース。近年は、Line 6のデモ演奏／セミナー、氷川きよし、岩佐美咲（元AKB48）、渡辺美奈代等多くのアーティスト・サポート、そしてギター・レッスンにも力を入れている。

◎オフィシャルTwitter： https://twitter.com/manabu_abe
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