Helix Expert Report

池部楽器店 ロックハウスイケベ 丸山柳介

「Helix、Variax、Powercabは道具という観点からも最高です」

2019.10.21

Ikebe Maruyama main

1975年創業の池部楽器店。総合楽器店として長きに渡り愛され続ける同店の第一号店が、池袋の「ロックハウスイケベ」だ。2017年の創業記念日である9月1日にリニューアル・オープンし、ギターのみならず、アンプ、ペダル、アクセサリーも充実した大型ギター専門店となっている。同店2階のアンプ&FXフロアに在籍するのがHelix Expertの丸山柳介さん。自らも長くバンドをやってきた経験に基づく接客対応は、多くのバンドマンから絶大な信頼を集めている。



【店舗情報】
〒170-0013
東京都豊島区東池袋1-36-1
WEB: https://www.ikebe-gakki.com/realshop/rockhouse-ikebe/
TEL: 03-3989-0069


難しいと思っていたことがHelixなら簡単に

──丸山さんが、初めてHelixに触れたのはいつですか?
2015年の新製品発表会で見たのが最初です。まず感じたのは、「とてもカッコいい」ということでしたね。その時に、Helixを表すキーワードとして「Real」、「Smart」、「Control」の3つが挙げられていたのですが、まさにその通りだと感じました。実機と比較して音だけを聴いているとどちらが実機でどちらがHelixかわからない「Real」さ、大型の液晶やスイッチ周りなどの「Smart」さ、扱いやすい「Control」の良さなど、僕自身、今なお接客する時にこのキーワードを使っていますが、それがとにかく印象的でした。

──具体的にはどのようにHelixを紹介しているのですか?
最高峰のサウンドを大前提として、その上でお勧めしているのは「とにかく扱いが簡単」という点です。やりたいことがなんでもできて、しかもたどり着くまでがとても簡単、そこに驚かれる方は多いですよ。
そこからさらに、例えばHelix Floorであれば、ディスプレイがとても見やすいこと、エフェクト・ループの数が多いこと、Helixをオーディオインターフェースとして使う場合にはXLR端子もあるしファンタム電源を送れること、CVアウトも装備されているので将来的な拡張性についてなど、話がどんどん広がっていきます。
自分自身が長くバンド活動をやってきた中で、いろいろな経験をしてきました。だから、バンドを組んでいる方のライブやレコーディングでの悩みもよくわかります。そんな視点から、Helixは幅広いシチュエーションでサポートしてくれますよ、Helixがプレイをアシストしてくれますよという話をすると、プレイヤーの方には伝わりやすいようですね。

Helix Expertになったことで店全体の雰囲気も変わりました

──Helixの音作りについてアドバイスされることも?
もちろん、そういう時もありますよ。僕自身はしっかり歪んだ音や、歪んでいながらも少しポップな味つけがしてある音が好きなので、そういった音を出したい方にはいろいろなアプローチを提案できますし、当店の場合はHelix、Variax、Powercabを連動させた音作りもご提案できます。この組み合わせのすごさは、例えばライブで1曲目はディープ・パープルの「ライブ・イン・ジャパン」の曲を、2曲目はレッド・ツェッペリンのアルバムの曲を、ギターを持ち替えずにそのまんまな音色で演奏できるところです。そういった話をすると、ベテラン・ギタリストはとても面白がってくれますね。また一方で、そういう音楽を知らない若い世代のギタリストも面白がってくれますよ。彼らはギターを楽器というよりも音が出る道具として見ているところがあるんですが、Helix、Variax、Powercabは道具という面から見ても最高のものなんです。

──Helix Expertになったことで、丸山さん自身に変化はありましたか?
「Helix Expert」として僕を名指しでHelixを買いに来てくれる方もいますし、僕自身の接客も、より自信のあるものになったと思います。
ただ、僕個人がどうこうというよりは、Helix Expertが店舗にいることで他のスタッフもHelixに関して自信を持って勧められるようになったと思います。もしわからないことがあっても丸山がいるという雰囲気に店全体が変わったことの方が、影響としては大きいように思います。Helixに関してわからないことがあれば僕たちがなんでもお答えしますので、ぜひ池袋近辺の方はお店に遊びに来てください!



【Helix Expert Profile】
丸山柳介(まるやま りゅうすけ)
中学生の頃にライトミュージックに触れてギターに興味を持ち、高校入学後にバンド活動を開始。当時のギターヒーローはB’zの松本孝弘。2002年、池部楽器店に入社。2年目以降、アンプ &FXフロアに在籍。音楽専門学校のプレイヤー科で学んだ経験や、長らくバンド活動をしてきたという経験を活かし、顧客の悩みを一緒に考え解決していく接客スタイルに多くの信頼が寄せられている。

取材・文:井戸沼尚也
写真:星野俊

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