POD Express Tips

第3回 feat.野村大輔 - エフェクトの組み合わせと便利な使い方

この回では、POD Express Guitarの音作りの実例を披露しつつ、プリセットに保存するまでを紹介します。自宅練習、リハーサル、ライブなど、使用シーンごとの接続の仕方など、具体的な導入シチュエーションについてもご確認ください。



自宅練習、レコーディング、そして部活やリハーサル、ライブなど、POD Expressはその全てに対応する実力を持っている

今回は実践的なサウンドメイキングや、POD Express Guitarの接続方法など、実際に使う方がどんな環境で使用するのかをまとめてみました。自宅でレコーディングをしたい方、練習をしたい方。そして、部活やリハーサルスタジオでバンドを楽しみたい方。ライブで良い音を出したい方など、様々なシチュエーションがあると思いますが、POD Expressはその全てに対応してしまう実力を持っています。 実践的な音作りの場合、核となるアンプのサウンドを決めていきます。アンプを選び、アンプのゲインやEQを設定してから、各種エフェクターを使ってみて、良い組み合わせがないかなど手探りで音を決めていきます。ある程度エフェクターのサウンドが決まってきたら、一度アンプの設定に戻り、本当にこれで良いのかを確認してフィックスしていきます。作ったサウンドは保存することが可能なので、設定が変わらないうちに保存していきましょう。

【サウンドをプリセットとして保存する】

  1. AMPエンコーダーを長押しします。. 両方のフットスイッチLEDが暗くなり、現在のプリセットのLEDが点滅します。
  2. AMPエンコーダーを回して保存したいLEDの位置と色を選びます。選択できるのはLED7セグメント ✕ LED3色 = 21個です。
  3. AMPエンコーダーを押します。 選択したメモリーのLEDが2回点滅します。これで保存できました。


自宅では、ヘッドフォンを接続して練習に励んだり、PCとUSB接続してオーディオ・インターフェイスとしてPOD Expressを使用してレコーディングを楽しむことができます。また、リハーサルやライブではアンプのインプットに直接接続するAMP OFFモードや、アンプのリターンに接続する全てのモードを使用するやり方など、多くのシチュエーションに対応できるので、エフェクターを初めて買う場合や、難しい接続が苦手な初心者でも十分に楽しめる機種だと思います。

実は触りながら、本体ツマミ上にマスターボリュームが無いなと思って探していたところ、側面に付いているヘッドフォンボリュームが、マスターボリューム兼用でした。機能面には妥協なく、省スペースを活かした作りになっているのもいいですね。


本体の左側面、ヘッドフォン端子の横にあるサムホイールがマスターボリューム


POD Express Guitarは使いたい時にパッと使えて、すぐにギターと音楽を楽しむ事ができる

これまでPOD Express Guitarを解説してきましたが、触ってみて個人的に驚いたことは、「とにかく簡単に良い音がすぐ出る!」という点です。複雑な機能や、使い方を覚えることに時間を取られると、結局その機材自体を触らなくなったり、たまにしか使わなくなるという「ギタリストあるある」があります。使いたい時にパッと使えて、すぐにギターと音楽を楽しむ事ができる。これが本来のアンプやエフェクターの姿なのかなと思います。皆さんもぜひ、POD Expressをお試しください!



野村大輔

野村大輔(のむら だいすけ)
プロフィール

様々なバンド活動をしながら10代でギター講師の仕事を開始し、レコーディングサポート、ライブサポート、作曲、編曲、プロダクトスペシャリスト、執筆活動など幅広く活動を続けている。30冊を超える書籍の出版や20本を超えるDVDの出版などにも力を入れ、Amazon書籍/教則本ランキングでベストセラー第1位を2度獲得。

◎Web: http://d-nomura.com/
◎X(旧Twitter):https://twitter.com/DaisukeNomura
◎映像制作スタジオ SAKURAGI STUDIO:https://sakuragistudio.jpn.org/

写真:星野俊


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