TIPS/テクニック

James Tyler Variaxがフィルム・スコアリング・セッションをセーブ

By Sean Halley

私は先日、フィルム・スコアリングの世界に進出したばかりの作曲家のセッションを行いました。始めたばかりなので、映画のあらゆるムードに合った音楽を書くところまでは行き着いておらず、スコアリングに関する経験もまだ不足しています。例えば経験豊かなフィルム・コンポーザーであれば、ヘビーなギターの楽曲を書く際に、そのキーが非常に重要なことを理解しています。クランチーなエレクトリック・ギターを使ってヘビーでダークな感じを出すには、それによくマッチするキーがあるのです。

今回のコンポーザーの場合は、残念ながらオーケストラ・キュー全体をBbで書いており、これはスタンダードなチューニングでビッグなギター・サウンドを得るには高過ぎるキーで、6弦をドロップしてパワー・コードを演奏するには低過ぎます。

この問題を解決するため、私は自分の使っているブルーのJTV-69でバーチャル・カポ機能を使ったのですが、そのおかげで本当に助かりました。学習モードにしてオープン弦を一気に弾き、それを保存しただけです。バーチャル・カポの機能を設定する際は12フレットが通常のピッチなので、こうすることでVariax全体が1オクターブ下になるよう設定できます。そしてノーマルなポジションで歪んだリズム・パートをスタッカートで演奏すると、とてもうまく行きました。

リズム・トラックは非常に低い音程となり、それはスコアリングしている映画にマッチする、とてもクランチーで不吉な雰囲気のダークなサウンドとなりました。その一方で、ギターのプレイアビリティには影響を与えておらず、それも私にとって重要でした (私は太い弦を使っていますからね)。もし実際に弦をそれほど低くチューニングしたものを演奏しようとしたなら、野球のバットにゴムバンド6本を括り付けたように感じたでしょう。

こうしてJTV-69のおかげでセッションはセーブされました。スタンダード・チューニングのギターでBbのメタルを演奏しようとして時間を浪費することもなく、スタジオの外に他の楽器を探しに行く必要もありませんでした。ナイスセーブ!

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