Variax

ハイフレットに最高の演奏性を提供するJames Tyler Variaxギター

2010.08.20

ジェームス・タイラーは、ハイフレットの演奏性をとりわけ重視してきました。これはJames Tyler Variaxのデザインにおいても重要な意味を持っています。以下に紹介する画像をご覧ください。それぞれ、何百文字分もの価値があります。

JTV-59

JTV-59はセットネック方式のギターですが、ジェームス・タイラーはハイフレットへのアクセスを確保するため、ネックの接合部をこのようにデザインしています。

JTV-69

TV-69では、ジェームスは自身のTyler Guitarsに酷似した方法で加工を行っています。4つのヘルールでネックをマウントすることでネックプレートが不要となり、ネック・ネジ周辺の木材を、さらに削ることが可能となりました。

JTV-89

ハイフレットのアクセス性を高めるため、ジェームスはJTV-89で2つのことを行ないまし た。まず、ネックの接合部に至るまで、ネックの厚みを薄く維持しています。通常のボルトオン・ギターとは異なり、接合部でも厚くなっていないのです。さら に、ネックボルト周辺の木材を削り、4つのヘルールでネックをマウントすることでネックプレートが不要となる上、ネック・ネジ周辺の木材もさらに削ること ができました。

(このポストはLine 6のプロダクト・マネージャー、リッチ・レンケンが書いた英語ブログを翻訳したものです)

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