
コンプレッションが皆無
シグナルが圧縮されていない唯一のワイヤレス・システム
アナログワイヤレス・システムはFMラジオ帯を使ってレシーバーへ伝送を行います。FMラジオでは、伝送しているチャンネルの上下に影響を与えないようオーディオ圧縮 (コンプレッション) が必要です。圧縮は、特定のレベル以上のゲインを下げることで実現でき、オーディオを平らにするという影響をもたらします。別の言葉で説明すると、サイン波がよりスクエアになります。このFM処理によりノイズも増え、SN比がさらに悪化。トランスミッターがレシーバーから離れると、ノイズが増えて耳障りなヒスとなります。そのため、リカバーされたシグナルはよりスクエアになり、ノイズが追加されています。Line 6のデジタルワイヤレス・システムは、コンプレッサーやエキスパンダーを使用せず、シグナルは数字なのでノイズの影響を受けません。Line 6はデジタル・ワイヤレスの分野において最も長い歴史を持っており、入力から出力に至るまで最もピュアなシグナル・クオリティを提供することに注力しています。追加チャンネルに帯域幅を確保するためにデータを圧縮するようなことは、一切行っていません。せっかくのデジタル信号をMP3のような圧縮で損ないたくはないですよね?Line 6は、同クラスの他社製品の中でも最もクリーンで正確な伝送経路を提供します。

声質や楽器に合わせたEQプリセット
ボディパックシステム(ヘッドセットモデル、ラベリアモデル)には用途に応じて最適化するEQプリセットを搭載しています。
システムの安定性を保つためのテクノロジー
干渉の少ないチャンネルを視認できるチャンネルスキャン機能、トゥルーダイバーシティを採用し、厳しい環境においても高い安定性を維持します。
用途や状況に応じた運用を可能にするスケーラビリティ
XD-V75シリーズ、XD-V55シリーズ、XD-V35シリーズはシリーズ内で同一のレシーバーを使用。これにより、ハンドヘルドシステム、ボディパックシステムを用途に応じて自由にセットアップできます。また、オプションでリモートアンテナやアンテナディストリビューターを用意しており、状況に応じた運用を可能とします。