写真=星野俊

武良匠

POD Go Wireless — 一言で言えば完璧

僕はPOD Go Wirelessを導入した理由は、フラッグシップ・モデルのHelixと同じサウンド・エンジンで、スーツケースやギグバッグに入れて持ち運びができ、新幹線で移動できるという点です。このサイズと重量は、東京での仕事や、車では行きにくい地方の仕事の時に本当に助かります。しかもこのサイズなのにエクスプレッション・ペダルも付いていて、ワイヤレスまで付いている。一言で言えば、完璧です。結局、新幹線を使わずに車で移動する仕事の時もPOD Goをメインで使うようになりました。

主な使い方は3つあります。ひとつは、自分のアンプを持っていける場合です。その時は、歪みはコンパクト・エフェクターに任せて信号をアンプに入れ、POD Goはアンプのセンド/リターン(FXループ)につないで空間系エフェクトを任せています。昔使っていたラックがPOD Goに代わったイメージですね。ふたつ目は自分のアンプを持って行けない場合で、POD Goのアンプ・モデルやキャビネット・モデルをフルに活用して、ラインで信号を出します。最後は、ギター・アンプをレンタルする場合で、その時にはPOD Goのキャビネット・モデルはオフにして、プリアンプとして活用しています。これをレンタルのアンプのインプットに挿すか、リターンに挿すかは、アンプのコンディションなどを見ながら判断します。

POD Goを手に入れてから約3ヵ月ほど、とにかく音作りの実験をしまくりました。それだけ、掘り下げ甲斐があるんですよ。研究すればするほど音をより良くすることができる、素晴らしいプロセッサーだと思います。

【オフィシャルウェブ】
https://takumi-mura.jimdofree.com/

【POD Go Artists】
武良匠 ~POD Goは研究するほどさらに良い音になるので、掘り下げ甲斐があります



使用機材

 

POD Go Wireless

至極のトーン

製品情報