
写真=星野俊
わかざえもん
Helix — このコンパクトさで、どこでも自分の音が出せるし表現の幅が広がります
基本的な音作りとしては、EQ(10 Band Graphic)、コンプ(Rochester Comp)、歪み(Obsidian 7000)、アンプ・シミュレーター(Ampeg B-15 NF)を使っています。Obsidian 7000は特にお気に入りで基本の音として常にかかっていて、今回のデモ演奏だとさらに歪ませるためにもうひとつ追加で入れました。アンプは実機も所有しているB-15Nのヘッドとキャビネットですね。B-15Nのシミュレーターはすごく特徴を捉えていて、B-15Nってこういう音だよねっていうのをかなり再現できていると思います。
今まで使っていたB-15のキャビネット(レガシー・モデル)は、ちょっとしたモワッと感が消えないなっていうところがあったんですけど、Helix 3.50ファームウェアで新しくなったキャビ、1x15 Ampeg B-15はその部分をうまく克服して、さらにリアルになったんじゃないかなと思います。
家でレコーディングしたときに作り込んだ音をそのままちゃんと現場に持っていけるので、“家で聴いてきた感じと今日のリハの音が違うな”みたいなことがなくて、いつでも自分の音が出せるっていうのが利点だと思います。重たいボードをゴロゴロするのも大変だし、このコンパクトさで自分の思う音が出せるっていうのがすごく魅力ですね。
【デジマート・マガジン】
わかざえもん 〜宅録からライブまで、表現の幅を広げるためのLine 6 Helix Floor
【オフィシャルTwitter】
https://twitter.com/waka_lh