写真=星野俊
櫻井哲夫
Helix — べースの音色を使って音楽全体を作っていきたいという発想の人間にとっては、夢のような機材
僕はソロライブの時、ベースをメロディ楽器として使っているので、センター・スピーカーのほかにディレイやモジュレーション系エフェクトを広げるステレオのセットを用意しています。さらにアナログ・エフェクターはどんどん量が増えていく。そういった大がかりなセットをHelix Floorなら1台でまかなってくれますし、アナログ機器では難しかった、曲ごとバンドごとの設定をプログラムしておけるというのはありがたいです。例えば、春のツアーと秋のツアーでサウンドが変わっても、元のデータを更新してバージョン・アップしていける。これは大きなメリットです。
ベーシストというよりアレンジャーの視点から、「この音はこのパートで使いたい」とか「リードをハモらせたい」とか、いろいろと考えてしまうんですね。それをすぐに実現できるスピード感を、Helixは持ち合わせています。
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櫻井哲夫 〜ベースを自在に歌わせるための発想力を支えるLine 6 Helix Floorの可能性