
写真=星野俊
山下 壮(LUNKHEAD)
HX Stomp — 巨大化したボードをコンパクトに
Line 6製品はPODやDL4と使ってきて、バンドの作品が増えるにつれてスポットで使う音色も徐々に増えていき、近年は空間系やモジュレーションなどをM5に集約してスイッチャーでMIDI制御していました。操作性や音質面など一つの方向性として満足していた一方で、巨大化したボードをコンパクトにできないかという思いは常にありました。2021年のツアーから飛行機での移動も増え、持ち出せる機材にも制限が出てきたなかで、先の課題を解決しつつより操作性を高めるのにHX Stompを選びました。
HX Stompはライブ、リハーサル、レコーディングのすべてに有用で、「Pitch Wham」「'63 Spring」「Analog Chorus」「Rotary Drum」などのモデルを愛用しています。これにしたことで足下もシンプルにできた上、M5などで長年慣れ親しんできたリバーブやコーラス、ロータリー・シミュレーターなどの「レガシー」な音色もそのまま使えて、本当に助かっています。
【オフィシャルウェブ】
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