Helix Floorは、デュアルSHARCプロセッシングとHXモデリングにより、リアルなサウンドとアナログのアンプ/エフェクトのフィーリングを実現しています。

HELIX FLOOR

アンプ&エフェクト・プロセッサーのフラッグシップ・モデル

Helix® Floorは、デュアルSHARC® プロセッシングとHX® モデリングにより、リアルなサウンドとアナログのアンプ/エフェクトのフィーリングを実現しています。またそのインターフェースは、使いやすさのスタンダードとなっています。大型カラーLCD、キャパシティブタッチ・フットスイッチ、カスタマイズ可能なスクリブル・ストリップ、充実したアナログおよびデジタルI/O、オンボード・エクスプレッション・ペダルといった機能が用意されています。

主な特長

  • リアルなトーン
  • HXキャビネット/インパルス・レスポンス
  • コンポーネント・モデリング
  • ビヘービア・モデリング
  • 操作性
  • 4×ステレオ・シグナル・パス
  • スナップショット
  • コマンド・センター
  • スクリブル・ストリップ
  • キャパシティブタッチ・フットスイッチ
  • エクスプレッション・ペダル
  • HX EDIT
  • HELIX NATIVE
  • Variaxのコントロール性
  • POWERCAB

機能詳細

Saveボタン

プリセットへの変更および名称変更を保存するには、このボタンを押してください。すぐに保存するには、続けて2度押します。

Menuボタン

Helixのさらに詳細な機能を使用/設定するには、このボタンを押して下さい。コマンド・センター、グローバルEQ、グローバル・セッティングおよびその他のメニューが表示されます。

Presetノブ

プリセットを選択するにはこのノブを回してください。ノブを押すとセットリスト・メニューが開き、最大1,024のプリセット・ロケーションにアクセスできます。

Homeボタン

操作がわからなくなったら、このボタンを押してホーム画面に戻ってください。再度押すと、シグナルフロー・ビューとパフォーマンス・ビューが切り替わります。

Ampボタン

現在のプリセットの全てのアンプ+キャビネット、アンプ、およびプリアンプ・モデルのトーンスタック・パラメーター(ゲイン、ベース、ミッド、トレブル、その他)に素早くジャンプするには、このボタンを押します。これらのブロックが2つ以上ある場合は、複数回押すことで移動できます。

メイン画面

Helixのパワフルな機能は、全てこの大型のカラー LCDから管理することができます。頻繁に使用する機能のほとんどがこの画面内に集約されており、メニュー階層へ入り込む必要はありません。

Bypassボタン

選択されているブロックのオン/オフをこのボタンで行います。

Actionボタン

選択されているブロックまたは画面のアクション・パネルを開くにはこのボタンを押します。ホーム画面からは、アクション・パネルを使用してブロックの移動、コピー、ペースト、およびクリアが可能です。他の画面には、固有のアクション・パネルがある場合もあります。例えば、グローバル・セッティングのアクション・パネルでは全てのグローバル・セッティングを一括でリセットできます。

ジョイスティック

メイン画面をナビゲートするにはジョイスティックを動かします。ホーム画面でジョイスティックを操作し、ブロックを選択してください。ACTIONを押してジョイスティックを操作すると、選択されているブロックが移動します。選択されているブロックのモデルを変更するには、ジョイスティックを回してください。ジョイスティックを押すとモデルリストが開きます。

Pageボタン

選択されているブロックまたはアイテムにパラメーターが1ページ以上ある場合、アイテム名の右側にドットが表示されます。さらに多くのパラメーターを表示させるには左右いずれかのPAGEボタンを押してください。

Volumeノブ

Helixのメイン・アウトプットの音量をこのノブでコントロールします。

Phonesノブ

PHONESの出力端子からの音量をこのノブでコントロールします。

ノブ 1-6

メイン画面に表示されているパラメーターの数値を変更するには、画面下の6つのノブをそれぞれ回してください。ノブを押すとパラメーターの数値はリセットされます。ノブの上に長方形のボタンが表示された場合、その機能を使用するにはノブを押してください。 パラメーターにアクセスするためにController Assignページにジャンプするには、ノブを長押しします。

スクリブル・ストリップ

Helix Floorのフットスイッチに用意されている13のスクリブル・ストリップにより、各フットスイッチのアサイン状態が一目でわかります。フットスイッチのLEDカラー及びスクリブル・ストリップのラベルもカスタマイズ可能です。各フットスイッチに2種類以上のブロックまたはパラメーターがアサインされている場合には、スクリブル・ストリップに“MULTIPLE (X)"と表示され、Xの数字でアサイン数を確認することができます。

バンク・スイッチ

プリセットのバンクを上下するには、FS1またはFS7を踏みます。FS1とFS7を同時に踏むと、スナップショット・フットスイッチモードになります。FS1とFS7を押し続けると、バンク、プリセット、スナップショットの間を移動します。

ストンプ・スイッチ

ストンプ・フットスイッチモードで、ブロックのオン/オフを切り替えます。アサインされているブロック等を選択するには、フットスイッチにタッチします。フットスイッチをブロックにアサインするには、しばらくタッチします。2つのスイッチにしばらくタッチすると、全てのアサインを入れ替えることができます。

プリセット・スイッチ

プリセット・フットスイッチモードで、プリセットを選択するために使用します。

プリセット・ストンプ・スイッチ

ストンプ・フットスイッチモードで、ブロックのオン/オフを切り替えます。アサインされているブロックまたはアイテムを選択するには、フットスイッチにタッチします。繰り返しタッチすると、割り当てられている複数のアイテムが順番に表示されます。スイッチを長押しすると、選択しているブロックにアサインされます。2つのスイッチを同時に長押しすると、全てのアサインを入れ替えることができます。

タップ/チューナー・スイッチ

連続して踏み続けると、ディレイやモジュレーション等テンポベースのエフェクトのBPMを変更できます。長押しするとチューナーが開きます。

エクスプレッション・ペダル1および2

ボリューム、ワウや、アンプ/エフェクトのパラメーターの組み合わせをコントロールするには、エクスプレッション・ペダルを動かします。ハンズフリーの操作が可能なペダル・エディット・モードでは、ブロックにアサインされているどのようなパラメーターでも足音で編集することができます。(どのブロック/パラメーターがアクティブかは、上部のスクリブル・ストリップLCDに表示されます)

  • Saveボタン
  • Menuボタン
  • Presetノブ
  • Homeボタン
  • Ampボタン
  • メイン画面
  • Bypassボタン
  • Actionボタン
  • ジョイスティック
  • Pageボタン
  • Volumeノブ
  • Phonesノブ
  • ノブ 1-6
  • スクリブル・ストリップ
  • バンク・スイッチ
  • ストンプ・スイッチ
  • プリセット・スイッチ
  • プリセット・ストンプ・スイッチ
  • タップ/チューナー・スイッチ
  • エクスプレッション・ペダル1および2

Exp 2 および 3

Helixに追加で2つのエクスプレッション・ペダルを接続し、さまざまなパラメーターの調整をアサインして使用できます。

Ext Amp 1/2

一般的なギターアンプに接続し、チャンネルの切り替えまたはリバーブのオン・オフを行うことができます。デュアル・オペレーション用には、TRSケーブルを使用してください(1=ティップ、2=リング)。

CV/Expression 出力

ストンプ・ボックスのエクスプレッション・ペダル入力、またはビンテージ・ペダルやシンセのCV(コントロール・ボルテージ)入力に接続してください。

Guitar 入力

メインで使うギターまたはベースをここに接続してください。このインプットには、インピーダンスのセレクターおよび切り替え可能なパッドが付いています。

Aux 入力

2本目以降として使用する、もしくはアクティブ・ピックアップ搭載のギターやベースをここに接続してください。

マイク入力

ボーカルのエフェクト処理を行う場合、またはコンピューターにUSB経由で録音する場合、マイクをここに接続してください。このXLRインプットには、マイク(コンデンサーまたは一部リボン)を使用するための48Vファンタム電源および可変のローカット・フィルターが付いています。

センド/リターン 1-4

これら1-4のインプットおよびアウトプットはFXループとして外部ストンプ・ボックスをインサートする以外にも、キーボード、ドラムマシン、ミキサー、およびその他の機材を接続するためのインプットおよびアウトプットとして使用できます。Helix Floorは、入力された複数の楽器を、独立した入出力通じ、ステレオで同時に処理することができます。

グラウンド・リフト・スイッチ

「ブーン」というような電気的ノイズが出てしまう場合は、このボタンを押して機材間のグラウンド・ループを排除してください。

XLR 出力

スタジオ機材への接続、またはライブ演奏の際にハウス・ミキサー、PA、FRFRスピーカーに接続する場合は、バランスのXLRケーブルを使用してください。モノの場合はLEFT/MONOのみに接続してください。

1/4” 出力

ギターアンプ、FRFRスピーカー、スタジオ・モニター、またはその他のプレイバック・システムに接続する際は、アンバランスの1/4" TSケーブルを使用してください。アンプまたはスピーカーが1台の場合はLEFT/MONOのみに接続してください。

ヘッドホン出力

ステレオ・ヘッドホンをここに接続してください。上部パネルのPHONESノブで音量を調整してください。

Variax 入力

このインプットにLine 6 Variaxギターを接続すると、ギターに電源供給され、Variax側でのエフェクト・コントロール、プリセットの呼び出し、デジタル・オーディオの送信が可能になります。 Variax詳細はこちら

MIDI イン、アウト/スルー

Helix FloorをMIDI機器に接続し、プログラム・チェンジ、CC、およびその他のMIDIメッセージの送受信を行なえます。

S/PDIF 入出力

Helixを対応機器にS/PDIF(75-ohm RCA)ケーブルでデジタル接続できます。

AES/EBU、L6 Link出力

L6 LINKにより、Helix FloorとLine 6 Powercab Plusアクティブ・ギター・スピーカー・システムを簡単にデジタル接続できます。もしくは、AES/EBU(110Ω XLR)ケーブルでHelixをスタジオ機器にデジタルで接続することもできます。

USB

Helix Floorは、DI、リアンプおよびMIDI機能を搭載した、Mac® および Windows®用のマルチチャンネル24-bit/96kHz オーディオ・インターフェースとしても機能します。またHelix Floorは、Apple iPadにも録音することもできます(別売のApple Camera Connection Kitが必要です)。

AC入力

HelixをグラウンドされたAC電源コンセントに接続してください。

電源スイッチ

プレイ中に、万が一ギターを弾くのが止められなくなってしまった場合はこれを押します。

  • Exp 2 および 3
  • Ext Amp 1/2
  • CV/Expression 出力
  • Guitar 入力
  • Aux 入力
  • マイク入力
  • センド/リターン 1-4
  • グラウンド・リフト・スイッチ
  • XLR 出力
  • 1/4” 出力
  • ヘッドホン出力
  • Variax 入力
  • MIDI イン、アウト/スルー
  • S/PDIF In/Out
  • AES/EBU、L6 Link出力
  • USB
  • AC入力
  • 電源スイッチ

SHARCはAnalog Devices, Inc.の商標です。

Mac、Apple、iPadは米国及び他の国々で登録されたApple Inc.の商標です。