POD Go Tips
第2回 – オリジナル・プリセットの作り方
好みの音色をスムーズに切り替えられるよう、オリジナルのプリセットを作ってみましょう。この簡単さ、そして奥深さは、一度ハマると抜け出せなくなる楽しさですよ。
アンプ・タイプからの音作り
バンクの後半に「NEW PRESET」が用意されているので、作成・保存はそこで行いましょう(USER BANKでも可能です)。POD Goの基本的なシグナルフローは、ボリュームペダル、ワウ、センド/リターン、アンプ(もしくはプリアンプ)、キャビネット(もしくはIR)、イコライザーが初期配置されており、これらの他に自由に割り当て可能な空のエフェクト・ブロックが4つとなっています。それぞれのエフェクトは好きな位置に移動可能です。まずはアンプをチョイスし、パラメータの調整(主にゲイン・コントロール)を進めていきましょう。動画ではリード・サウンドにも使えるゲインを狙ってみました。
【Tips】置き位置で変化するサウンド
もしアンプのみでゲインが足りないと感じる場合は、ディストーションもたくさんのモデルが用意されていますので、色々な組み合わせを試してみてください。エフェクトやアンプの位置を変更したい場合は、ACTIONボタンを押して自由に動かすことができます。特にモジュレーションやディレイ、フィルターなどはアンプの前後でサウンドが大きく変化することもあります。僕もこれらのエフェクトを差し込む際は必ずと言って良いほどアンプの前後を試します。前に入れた時のディレイ音がアンプのゲインで歪む感じなど、クラシック・ロック好きにはたまりませんよね。
プリセットができたらVIEWボタンとACTIONボタンを同時に押して保存をします。必要に応じてオリジナルの名称を決めて入力もできます。Characterノブとアッパーノブを回すだけですので、ぜひ試してみてください。
さぁ、これで世界にひとつのオリジナル・プリセットの完成です。引き続きPOD Goを楽しんでくださいね。
大橋 英之(おおはし ひでゆき)
プロフィール
福島県生れ。13歳でギターを弾き始める。2001年、GIT MASTERSに入賞。2002年、MI東京校入学。2003年よりMI東京校GIT講師に就任する。バンド活動を経て、現在は黒夢や清春他、様々なアーティストのサポート・ミュージシャンとしても活躍する。
◎Twitter: https://twitter.com/hideyukiohashi
動画撮影・編集:熊谷和樹
録音:嵩井翔平(オルフェウスレコーズ)
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