真鍋 吉明

the pillows

20年以上に渡る活動歴を誇る個性的オルタナ・バンドthe pillows (ザ・ピロウズ) のギタリスト、真鍋吉明氏はStompbox ModelerシリーズのDL4やDM4、FM4を発売当初から活用しています。意欲的な活動を継続してきた真鍋氏がこのところ愛用しているのがマルチエフェクト・ペダルM13で、1月に発売された最新オリジナル・アルバム『HORN AGAIN』でも全曲で使われているほか、全国20数カ所を回る“HORN AGAIN TOUR”でもメイン機材として使用中です。

オリジナルPODを使用して以来、自らもLine 6製品と一緒に育ってきたと表現する真鍋氏は「スタジオでも使えるクオリティで、耐久性も高くライブにも向いている、個性的なStompbox Modelerを愛用してきました」と語ります。「DL4はAnalog Echo w/Modモデルなどの、アナログ・エコーらしい減衰の感じが気に入っています。自分のレゲエ・ユニットNine Milesでも、ダブにもよく合うような空間系のディレイは本当によく使いますね。DM4に関しては、ボーカリストの山中さわおから歪みをいろいろ切り替えたいという相談を受けたときに、これしか無いと思いました。この7、8年、スタジオでもステージでも彼の歪みはほとんどDM4ですね。FM4は飛び道具として非常に面白いことができるから、レコーディングではいつもそばにおいています」。

その真鍋氏にとって、M13はお気に入りのサウンドを自由に組み合わせて使える理想的なソリューションとなりました。「エフェクターボードをコンパクトにできないかと考えていたところへM13が出て来たので、もうこれしかないだろうと。全ての機能がオールインワンで入っているので何も言うことないし、それでいて値段が抑えられていたのが衝撃的でしたね。最近V2へアップグレードしたので、さらにいろんな音作りができるようになった。エフェクトの種類も増えるのが嬉しいですね」。

現在のライブ用セットアップでは、アンプのドライブやキャラクター、また歪みはペダルのキャラクターを生かしながら、M13がモジュレーションやディレイ、リバーブ系のエフェクトを一手に引き受けています。「リバーブではDuckingが非常にクオリティが高くて、あれにはビックリしました。アナログ・ディレイのクオリティの高さも武器になりますね。ギターを弾いていて気持ちの良い、滲むようなディレイ感やモジュレーション感も十分に表現できています。こうしたサウンドはいろいろなメーカーの製品でもシミュレートされていますが、僕の中で勝ち残ったのはM13ですから安心して任せられますね」。

また、優れた操作性も高く評価しています。「操作性は単体製品と同じ感じですが、ツマミをいじったものがそのままセーブされて残るのが、コンパクト・エフェクターの感覚で凄く良いですね。他のエフェクターに移動しても、そのままの状態に戻ってこられるのでストレスフリーです。行ったり来たりして比べることはとても重要なんですが、その度にセーブしたりしていると本当の意味で比べたことにならない。コンパクト・エフェクター感覚で使えるのが一番助かっているかもしれないですね」。

ライブの現場では、視認性の高さも重視されます。「モジュレーションや飛び道具を合計6種類、ディレイ3種類、リバーブ3種類を並べて使っていますが、ディスプレイの色がエフェクトの種類に応じて変わるので視覚的に分かりやすく、ライブ中も確認しやすいのも重宝してます。本当にプレイヤーのことをよく考えて作っているし、エンジニアというよりプレイヤーが作った製品だという感じがしますね」。

the pillowsオフィシャルサイト:
www.pillows.jp



使用機材

 

James Tyler Variax

他のギターでは不可能なこと全てを実現

製品情報
 

M13 STOMPBOX MODELER

サウンドの無限の可能性を探訪

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