近田潔人

東方神起や青山テルマ、清水翔太、石井竜也など多彩なアーティスト達をサポートするM9 & M13ユーザーのギタリスト/プロデューサー、近田潔人さんにコメントを頂きました。

「現場によってM9とM13を使い分けています。初段にはダイナミクス系を使うことが多くて、Boost Compをよく使います。東方神起の現場ではAttack SynthやSynth-O-Matic、Growlerなどギターシンセ系のモデルを使っていて、Heavy Distortionやコンプと組み合わせることで、シンセリフをギターで弾くような、飛び道具的に使ったりしています。歪み系ではTube Drive、Heavy Distortion、Facial Fuzz、Line6Drive、Line6Distortionなんかを用途に応じて使い分けています。モジュレーション系はOpto Tremolo、Phaser、Tri Chorusあたりをよく使います。Facial Fuzz→Phaser→Analog Echoでアーニー・アイズレー風ソロを弾いたり (笑)。
空間系ではSpring Reverbや、ディレイではAnalog Delayが多いかな。タップ機能をよく使うので、一番右をディレイの段にして上下に4分と8分のセッティングを並べて切り替えたり、M13の場合は3段なので付点8分もアサインしておいて切り替えて使ったりします。ペダルにフィードバックをアサインするのも便利ですね。
エクスプレッション・ペダルは、トゥとヒールのポジションでそれぞれ値を決められるのが気に入っています。コーラスの広がりをサビに向けてだんだん大きくするなど、アイディア次第でいろいろ使える。MシリーズはMIDIにも対応しているので、ステージの前に出た状態でワウの効果を出すため、シーケンサーからエクスプレッション・ペダルのMIDI情報を送ってコントロールしたこともあります。
ヴィンテージ系から飛び道具系までマニア心というか、ツボを抑えたモデルが沢山入っているので、これ一台で大抵のアイデアは実現できますね。レコーディングでもライブ現場でも本当に頼りにしているギアです!」

kondakiyoto.com/


使用機材

 

M13 Stompbox Modeler

サウンドの無限の可能性を探訪

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